タカダツカ狂奏曲 09.02.13マチネ
〔CAST〕
男:安藤洋介
舞台監督/おじさん:権五柱
演出家/父親:
彼女:柴田麻衣子
元彼女:石丸香織
女/先輩:野田サツミ
新人:南裕理子
アシスタント:青野華生子
ファン:河上智子
プロデューサー:黒木かな
脚本・演出・作詞・振付:上田一豪
作曲:榎本三和子
(上演時間:休憩無し90分)
お初の劇団さんです。06年、早大ミュージカル研究会OBを中心に結成されたそう。ザ・小劇場とでも言うべき、ドタバタコメディでした。驚いたのはセット。お世辞にも「立派」とは言いがたいのですが、それでも何と2階建てなんですよ! キャパ100席(推定)の会場に、2階建てのセット! それだけでも、ビックリです(@_@) ・・・2階に上る階段がかなり急傾斜な上に段差が大きいので、ドレスやロングスカートで上り下りする女性陣の足元にハラハラしちゃいましたけど。あ、今、思いついたのですが、あのセットはわざと立派ではない作りになっているのかも。コント風な仕上がりをセットにも追及しているとか? だとしたら、狙い通りの効果が出てます。ホテルのベランダと楽屋の窓を繋ぐセットを、パタパタパタ〜と畳んじゃう場面、かなりツボっちゃいましたし。
「とにかくせわしないシーン展開と破天荒なシチュエーションの中で、平凡だけど無駄に精一杯生きている登場人物達が繰り広げる、馬鹿すぎるそしてちょっと応援したくなるドタバタコメディーミュージカル」がコンセプトなだけあって、本当にありえない程ドタバタなコメディでした。ミュージカルそのものや宝塚のパロディ等、笑いどころも満載。タカダツカの公演会場がヘイコク劇場だったりね^m^ ただ、ごくごく私的な感想としては、わざわざミュージカルにする必要はないんじゃ・・・^^; もしくは、歌部分を半分程度に抑えるとか。その方が、よりテンポの良いドタバタコメディーに仕上がりそうな気がします。上演時間90分で23曲はちょっと多すぎるような・・・。歌唱力の安定も課題の一つかな。
お芝居の方では、元彼女の石丸さん、女の野田さんが印象に残りました。どちらもキャラクター的にはっきりとしていてわかりやすかったのもあるのですが、あて書きだけあって違和感なくぴったりと嵌っていました。
そして、何と言ってもブ・カンこと権さん! この方、面白い〜。登場時はそれほどインパクトがあるわけではないのですが、話が進んで行くにつれ、目が離せなくなります。他の出演作品も観てみたくなりました。
主役の男を演じられた安藤さんはなかなかのイケメンさん。男装の女性として舞台に立つ男性というややこしい役なのですが、男装の女性姿に違和感なしなのが凄い。クルクルの金髪ロン毛のカツラに、きらびやかな軍服姿がね〜、それなりに似合っちゃうんだもん。「パスカルさまぁ〜」ってね。一般的な男性と比較してみたい場合は、ブ・カン=権さんの男装の女性姿をご覧あれ。
