赤毛のアン 千秋楽 09.01.12マチネ
〔CAST〕斜字は前回観劇時から変更のあったキャスト
アン・シャーリー:吉沢梨絵 マシュー・カスバート:日下武史
マリラ・カスバート:木村不時子 ステイシー先生/スローン夫人:江寿多知恵
ギルバート・ブライス:有賀光一 ダイアナ・バリー:五十嵐可絵
レイチェル・リンド夫人:都築香弥子 バリー夫人:中野今日子
スペンサー夫人/パイ夫人:あべゆき ブルーエット夫人:高島田薫
マクファーソン夫人:峰岸由佳 ジョシー・パイ:関根麻帆
プリシー/店員ルシラ:久居史子 ベル:松田祐子
ティリー:林香純 ルビー:西田ゆりあ
フィリップス先生:内海雅智 郵便配達アール/チャーリー:布施陽由
農夫セシル:塩地仁 牧師/駅長:岡本繁治
キット:二見隆介 ジェリー:高橋徹
ムーディー:西村侑剛 トミー:鈴木智之
何度観ても良い作品だなぁ(・・・って、「何度」って言うほどは観ていないけど)。お子様客の思い切りの良い笑い声と、大人客のすすり泣き。「アン」で泣けるようになったら、大人の仲間入りってことでしょうか。
幕間に、小学生くらいの女の子から「マシューってオ○チだよねー!」と大声で話しかけられていたママらしき女性が、慌てふためいて「あ、あれはアレで良いのよ!!良いのっ!」と答えていたのが笑えました。うん、あのマシューはあれでOKですっ! ・・・今日は、いつもに増してパワーアップしていた気もするけどね^m^ 舞台全体が熱かったから、御大といえども気合いが入っていたんでしょうね。他の役者さんがアレだったら、ちょっと・・・と思いますが、日下マシューの場合はアレがマシューの不器用さの表れに取れるから不思議なものです。日下さんならでは、でしょう。
不器用さではマシューに引けを取らない木村マリラも熱演でした。アンがリンド夫人に謝る場面で、必死に笑いを堪えている微妙な表情が・・・! お子様方はアン&リンド夫人に大うけでしたが、私は上手のマリラの表情に釘付け。アンがもう少し長く続けていれば、マリラの大爆笑シーンが見られそうな気もします。・・・、ちょっと・・・いや、非常に見てみたい・・・。
有賀ギルバートは初見さんです。
ふわふわの茶髪がキュート〜。なんだか別人みたい。有賀さんって、いつも黒髪ストレートですもんね。お声はかなり太く、大人っぽく聴こえましたが・・・、あんなに男々したお声でしたっけ? 二回目の声変わり? もっと幼いギルバートを想像していたのですが、かなり落ち着いたしっかりとしたギルバートでした。部分的には田邊ギルバートよりも大人びていたかもしれない。マシューに、ピクニックでのアンのエスコートを申し出るシーンなんて、少年というよりは青年って感じだったし。ココ、アンに「いーやーよー!!」って即断られてシュンとしてしまうわけですが、その後のマシューとのやり取りが良いんですよね。お茶目なマシュー♪
二幕のステイシー先生の登場シーンでの、「エビは・・・」は新任先生をからかっている様子が非常にあからさまです(笑)。ステイシー先生に「めっ!」ってされて、嬉しそうな表情を見せたりもして。アンといい、ステイシー先生といい、有賀ギルバートは一目惚れ体質がより強く発現しているようです。大人びたところもあるけれど、そのあたりはまだまだ少年っぽさも残すギルバートですね。
有賀さんは、当然と言えば当然なんですけど、少年〜青年未満役専任役者さんなわけですが、これからは青年や成人男性役でも楽しませていただけそうです。楽しみだー♪
吉沢アンはもしやピコ以上のはまり役かもしれませんね。カテコで、目を真っ赤にして手を振っている姿を見たら、こちらまで泣けてきてしまいました。まさしく日下マシュー&木村マリラに育てられた吉沢アン。日下さん&木村さんと頷きあって微笑む姿がまた泣けちゃいました。昨年の東京千秋楽でも思いましたが、梨絵ちゃん、よくやった!! 「アン」の次期公演はいつになるのはわからないけれど、また元気一杯の吉沢アンに会えることを楽しみに待っています。
・・・、なんだかとてつもなく中途半端な観劇メモですが、要するに「『アン』は素晴らしく素晴らしい」ってことなんですよね。本当に良い舞台でした!
