オペラ座の怪人 25周年記念公演コンサートinロンドン(映画) 11.11.08 10:20〜
〔CAST〕
オペラ座の怪人:Ramin Karimloo
クリスティーヌ・ダーエ:Sierra Boggess
ラウル・シャニュイ子爵:Hadley Fraser
カルロッタ・ジュディチェルリ: Wendy Ferguson
ムッシュー・フィルマン: Barry James
ムッシュー・アンドレ:Gareth Snook
マダム・ジリー:Liz Robertson
ウバルト・ピアンジ:Wynne Evans
奴隷頭(ハンニバル)/羊飼い(イル・ムート):Sergei Polunin
メグ・ジリー:Daisy Maywood
ジョセフ・ブケー:Nick Holder
競売人:Earl Carpenter
ムッシュー・レイエ:Philip Griffiths
ムッシュー・ルフェーブル:Simon Green
ドン・アッティーリオ(イル・ムート):Stephen John Davis
パッサリーノ(ドンファンの勝利) :Gardar Thor Cortes
フィルマン夫人:Heather Jackson
衣装係:Ellen Jackson
親友(イル・ムート):Rosemary Ashe
ヘア・ドレッサー(イル・ムート): Peter Land
宝石商(イル・ムート):Andrew Halliday
消防署長:Mark Oxtoby 他
【歴代ファントム(カテコ)】
Colm Wilkinson(カナダ初演キャスト)
Anthony Warlow(オーストラリア初演キャスト)
John Own-Jones(現ロンドン公演キャスト)
Peter Joeback(次期ロンドン公演キャスト)
製作:Sir Cameron Mackintosh
作曲:Sir Andrew Lloyd-Webber
上映時間:2時間55分(休なし)
前回のスカラ座654席とは打って変わって、79席の小規模館で。この六本木ヒルズ・プレミアムスクリーン、色々とプレミアムでございました。まず、入口がわからない! なんであんなところから? せめて、手前のカフェ(バー?)の扉に「close」サイン出すのはやめましょうよ。あの扉からじゃないと、映画館に入れないんだからさ。でも、これも、なんだか秘密めいていると思えば楽しいかも!? お値段が他館より1000円増しなだけあって、1ドリンク付き。冷たい飲み物しかないのは、テンション上がって火照った体を冷やしなさいという親切心でしょう、多分w お席は飛行機のビジネスクラス並みのゆったりサイズ。フカフカでリクライニングも可。肘掛も1席ごとに独立している上に、お隣席との間には小さなサイドテーブルまであります。うむ、プレミアムなお値段の元はココにも。個人専有面積=サイドテーブル1/2+両肘掛+座面≒パイプ椅子2脚分、って感じでしょうか。足元もゆったり広々で、相当大柄な方でも楽に座れるんじゃないかな。これで、フットレストなんてあったら、お昼寝タイムまっしぐらなんじゃないかと…演目にもよりますけれど。とりあえず、この「オペラ座25th」は寝ている余裕なんてありませんので、お昼寝の心配はなし!
などと、映画館のメモばかり綴っていても仕方ないので。本編のメモメモ。
うん、やっぱりね、個々の感情の移り変わりがとーってもわかりやすい! なんでだろう? アチラの方の感情表現が派手だから? 映像だけあって、「ここ!」ってポイントを的確に観せてくれるから? ‘生’でない分、舞台からのエネルギーの飲み込まれずに、一歩引いて冷静に観ていられるから? ん〜、不思議。
特に強く感じたのが、ファントムとラウルは裏表なんだな、ということ。強く反発して憎しみの感情さえ抱いている二人だけど、きっとそれはある種の同族嫌悪みたいな部分もあったんじゃないかと。社会的な立場はまさに正反対ではあるけれど、それでも根本的なところでは同一と言っても良いような二人なんですよね。何の努力もなく、お互いを理解してしまえることへの否定と嫌悪。それは、つまりどんな相手とよりも(おそらくクリスとよりも)強い絆が存在していたということ。だから、ラウルは、ラストで、クリス一人をファントムの元へ向かわせることができたんだろうな。そして、同一な二人だからこそ、その間でクリスは揺れ動いてしまうんだろうな。ファントムと最後のお別れをした後の「どんな時でも二人の愛は決して変わらないと どんな時でも二人は共に」は、ラウルと共に歌っていながら、実は、ファントムに向けても歌っているのだろうな。…そんな風に思えてしまいました。
それにしても、ラミンファントムの歌声は、あんなにも真っ直ぐなくせに、どうしてあれほどに切ないなんだろう。圧倒的な支配力と絶望的な哀願。はー、麻薬的。
で、やっぱり、鞭男&羊飼いのセルゲイくんにもうっとり〜。もうね、羊飼いシーンでは、「ブケーはいいから、羊飼い映せ〜!!」って暴動起こしたくなっちゃいましたよ! マスカレードの白王子も彼ですよね? きゃー、白タイツ!
マスカレードの給仕さんは、「レ・ミ25th」の工場長さんでしょうか? いや、サイズ的に…^^;
オペラ座の怪人 25周年記念公演コンサートinロンドン(映画) 11.10.26 16:20〜
〔CAST〕
オペラ座の怪人:Ramin Karimloo
クリスティーヌ・ダーエ:Sierra Boggess
ラウル・シャニュイ子爵:Hadley Fraser
カルロッタ・ジュディチェルリ: Wendy Ferguson
ムッシュー・フィルマン: Barry James
ムッシュー・アンドレ:Gareth Snook
マダム・ジリー:Liz Robertson
ウバルト・ピアンジ:Wynne Evans
奴隷頭(ハンニバル)/羊飼い(イル・ムート):Sergei Polunin
メグ・ジリー:Daisy Maywood
ジョセフ・ブケー:Nick Holder
競売人:Earl Carpenter
ムッシュー・レイエ:Philip Griffiths
ムッシュー・ルフェーブル:Simon Green
ドン・アッティーリオ(イル・ムート):Stephen John Davis
パッサリーノ(ドンファンの勝利) :Gardar Thor Cortes
フィルマン夫人:Heather Jackson
衣装係:Ellen Jackson
親友(イル・ムート):Rosemary Ashe
ヘア・ドレッサー(イル・ムート): Peter Land
宝石商(イル・ムート):Andrew Halliday
消防署長:Mark Oxtoby 他
【歴代ファントム(カテコ)】
Colm Wilkinson(カナダ初演キャスト)
Anthony Warlow(オーストラリア初演キャスト)
John Own-Jones(現ロンドン公演キャスト)
Peter Joeback(次期ロンドン公演キャスト)
製作:Sir Cameron Mackintosh
作曲:Sir Andrew Lloyd-Webber
上映時間:2時間55分(休なし)
はー、観て良かった!! 大満足ですっっ。…休憩時間が無いこと以外は(笑)。
一応、「コンサート」ではありますが、ほとんどミュージカルと同じですね。ちょっとばかり舞台が狭いような気がするのは、単に登場人数が多いからかも。マスカレードなんて、舞台から零れ落ちそうでしたし。でも、あれだけぎゅうぎゅうで煌びやかだと、「豪華!」って感じがしますねー。圧倒されます。
そして、皆さん、歌はもちろんなんだけれど表情豊かだったのが印象的。特に主役三人。感情垂れ流し(笑)。ファントム⇔クリス⇔ラウル⇔ファントム、それぞれが相手をどう捉え、どんな思いを向けているのかがよ〜くわかります。まぁこれは映像だというのも大きいのかも知れませんけど。「このシーンでは、この人のこの表情を観てください」なところをしっかりとみせてくれますから。四季版では散々見ている演目ですが、改めて自分の中での物語を補完できたような気がします。
で、で、もうね、ファントムのラミンさんですよ! 「レ・ミ25th」でアンジョをされていた方ですよね。あのスパーンッと突き抜けるお声で、「シングッッ! シング フォー ミーッッ!!」ですもん。あぁ、いくらでも命令してください…って気になっちゃいます。「The Phantom of the Opera」〜「Music of the Night」での、威圧的男性的で偏執的でさえある荒々しさのさなかにチラリと覗く切なさ弱さ…とてつもなくセクシャルでエロティックですらあります。声で愛撫するって、まさにああいうことを指すのでしょうね。「欲しい」という思いだけに満たされている‘声’と、その‘声’に我を忘れて身を委ねるクリスの恍惚とした表情。うっとりとして、トロリと溶けるような瞳で、ひたすらファントムを追うんですよ。‘声’と結ばれた…ですよね。…ちょっとだけね、このシーンだけはR18指定でも良いかも、なんて思ってしまいました。それくらいに‘思わせる’場面でしたから。
「The Point of No Return」での、クリスとの駆け引きも良かったなぁ。痛々しいほどに暴力的なファントムに、心が痛くて(涙々)。そういえば、指輪のエピソードがかなりわかりやすく変更されていましたけど…。うむ、わかりやすくはなったけれど、あの場合、指輪を返されたファントムさんはかなり辛いのじゃないかと思うのですよ、私は。まぁ、その分、あのときのクリスの表情は、全てを補ってあまりあるものでしたから、結果オーライ(?)。クリスにあんな表情をみせられたとしたら、ファントムさんだって、それまでの悲しみの全てを飲み込むことができるんじゃないかな。
カテコでは、サラ・ブライトマンが、歴代ファントム4人を従えて(?)「The Phantom of the Opera」を。ラストにはラミン ファントムも加わって、5ファントムから「シング フォー ミーッッ!!」なサラさんでした。マイケル・クロフォードさんも歌って欲しかったな。映画なんだけど…最後は我慢できずに小さく拍手しちゃった。
あ、そうそう、特記事項! 鞭男&羊飼いのセルゲイ・ポルーニンさんは必見です! 助走も反動も何もしていないのに、あのジャンプ! ふっと重力から解き放たれたって感じです。英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルなんですって。‘セルゲイ・ポルーニン’、覚えておかなければ!
レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート in ロンドン(映画) 11.01.20 11:35〜
ジャン・バルジャン:Alfie Boe マリウス:Nick Jonas
ジャベール:Norm Lewis ファンティーヌ:Lea Salonga
テナルディエ:Matt Lucas マダム・テナルディエ:Jenny Galloway
コゼット:Katie Hall アンジョルラス:Ramin Karimloo
エポニーヌ:Samantha Barks
THE ORIGINAL LONDON PRODUCTION AT THE QUEEN’S
THE NEW 25TH ANNIVERSARY PRODUCTION AT THE BARBICAN LONDON
MEMBERS OF THE ORIGINAL 1985 LONDON PRODUCTION
プロデューサー:Cameron Mackintosh
上映時間:3時間20分(含・休10分)
去年の上映時は夜の回しかなく、泣く泣くあきらめたのですが…、今回は昼の部もあり!! 勇んで行って参りました。お客さん、30人くらいでしたけどね。でも、そんなことはどうでも良くなるくらいに大感動。「レミコン」は何年か前の東宝版を観たことがありますが、スケールが桁違いですね〜。プリンシパルにアンサンブル、大人数のオケにズラリと並んだ聖歌隊…一体、何人なんだろう? バリケードを模した照明も効果的。うぅ〜、あの場に参加したかった(もちろん、客席で!)。
バルジャン役の方は、バルジャンとしては多少小柄ではありましたが、思慮深く意思の強そうな張りのある歌声+何とも優しそうな瞳がバルジャンそのものでした。どこかで見たことのあるお顔だなーと思ったのですが…、「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役者さんに似ているんだ!! うむ、見れば見るほど似ている〜。血縁関係があるのだろうか? で、この方の「彼を帰して」が…! 画面中ではコンサートの最中なのにスタオべが起こりショーストップ状態でしたよ! 私も思わず拍手したくなりましたもの! もうこんなに素晴らしい「彼を帰して」は二度と聴けないだろうとさえ思ったのですが…、カテコであっさりとそれ以上の「彼を帰して」に遭遇してしまいました^^; 4バルジャンによる「彼を帰して」。嗚咽をもらすまいと奥歯を噛みしめすぎて頭が痛くなるほどの感動。続いての、1985年オリジナルメンバーによる「ワン・ディ・モア」。体が震えるほどの感動ってこういうものなんですね。この「レミコン映画」、本編ももちろん素晴らしいのですが、カテコがそれはもう飛びっきりなのです! カテコだけでも観る価値あり!! 本当に観て良かった。
ジャベールもステキでした。痛々しいほどのストイックさが伝わってきて…。日本でも、ここ数年は社会的にも国際化が進んでいますが、このような黒人系のジャベールが登場する日は来るのでしょうか? こんな風にはっきりと視覚的に肌の色による違いがあると、そのキャラクターの性質も色々と脳内補完できて楽しみの幅が広がりますよね。それにしても、このジャベの「スターズ」は(その先がわかっているだけに)痛ましさ倍増でした(/_;)
そして、アンジョ!! ‘美貌’であるかどうかは意見が分かれるとは思いますが(笑・私は結構タイプだけど)、煽動者という意味でのカリスマ性は200%! ちょっと危うさを感じさせるほどの狂信的なリーダー。まさに、学生たちの教祖的なアンジョルラスでした。また歌声がねー、なんというか、掻き立てるものがあるのですよ。あの声で「立つのだー!」と呼びかけられたら、もうひとたまりもありませんね。無条件に従ってしまいます。グランとの関係も◎!! むしろ、マリウスとよりも、グランとの信頼関係が強そうな感じ。…と、いうか、マリウス、頼りなさすぎなんだよね^^;
後は…、
テナ夫妻は登場しただけで大拍手が起こるほどの大人気!とか、
ガブのこまっしゃくれ度がスゴイとか(ウィンクまでしてる!)とか、
コゼットはママに似たんだ、とか、
工場長、でかすぎ!、とか…。
もっと上映期間が長ければ、リピできるのになー。DVDは絶対に買う!!
